肩こり解消のためには、「正しい姿勢」を保つことが大切。
でも正しい姿勢を意識することは難しいですよね。
そこで効果的なのが「姿勢サポーター」です!
多くのメーカーから猫背防止・姿勢サポーターが売られていますが、どれが一番自分に合うのか迷いますよね。
この記事では、特に人気のある2商品を実際に使って比較レビューしました。
実感した効果と、それによって選び方が分かったのでご紹介します!
あなたに最適な姿勢サポーターが見つかる参考になれば!
姿勢サポーターの使い方・効果
使い方:着けるのは1日最大2時間まで
姿勢サポーターは正しい姿勢の補助をするためのものです。
装着することで姿勢を意識することができます。
最初は1日10分くらい、最大2時間を目安に装着しましょう。
1日中着けてはいけません。
あくまで姿勢を覚えるためのアイテムなので!
基本的に、サポーターで姿勢を矯正することはできません。
姿勢サポーターで変に力が入り、逆に不自然な姿勢になることもあります。
「正しい姿勢」を理解した上で、それに合うように装着することが大切です。
じゃあ正しい姿勢って?
効果:正しい姿勢を意識することができる
正しい姿勢は、頭・肩・股関節(太腿の付け根)が一本線で繋がった状態です。
正しい姿勢には、頭の重みを分散してくれるという役割があります。
逆に正しくない姿勢は首肩に負担をかけ、血行不良を引き起こすことで「肩こり」に繋がります。
それを軽減するのが「姿勢サポーター」。
【姿勢サポーターを着けている間は…】
- 正しい姿勢を意識できる
- 首肩への負荷を軽減できる
というメリットがあります。
そんな姿勢サポーターを比較レビューします!
人気のある2商品を実際に着けてみました。
ざっくり言うと分厚くサポートしてくれるか、薄く着けやすくしてくれるかです。
【人気の2商品】
- 完全ホールド!胸の下に巻きベルトが付いているタイプ
- 薄く着けやすい!スリムなX字タイプ
胸の下に巻きベルトが付いているタイプ
Dr.Maxam(ドクターマグザム)姿勢サポーター
柔道整復師が考えた姿勢サポーターです!
Amazonで7,060件のレビューを得ています(2023年10月現在)
商品紹介
こちらがパッケージ。
Amazonで購入したのですが、パッケージにそのまま住所を付けて届いたのでモザイク処理をしています。
Dr.Maxam(ドクターマグザム)の姿勢サポーター。
全体的に分厚いです。肩が痛くならないように、ショルダーパッドが巻いてあります。
サイズはS・M・Lサイズがあり、購入したのはMサイズ。
細いゴムを引っ張って、サイズを更に調整することができます。
ホールド力が高く、胸の下にぐるりとベルトを巻けるのが特徴です。
リュックのようなパッド、背中に当たるメッシュ、「着ける」というよりは「背負う」という感覚に近いです。
どんなタイプの猫背にも対応できるよう背中面に「背筋ボーン」が内蔵されています。
これがあるおかげで、背中をまっすぐ保つことができます。
Dr.Maxam(ドクターマグザム)姿勢サポーターの感想
【メリット】
- 補正力が高い
- 丈夫で壊れにくい
【デメリット】
- 肩ベルトが太く、脇が痛い
- 生地が分厚いので暑い
とにかくがっちりと補正されます。
「背筋ボーン」と胸の下のベルトのおかげで、姿勢を強制的に保つことができました。
肩のゴムが太くてちょっと痛いのですが、ショルダーパッドがあるので緩和されます。
自宅で姿勢を意識するには良いアイテムだと思いました。
ただし、分厚いので服の下に着けることはできません。
あくまでも家専用の姿勢サポーターですね!
あと、分厚いので夏には不向きかも
スリムなX字タイプ
LIFHEA 姿勢サポーター
軽くて通気性の良い姿勢サポーターです!
Amazonで1,396件のレビューを得ています(2023年10月現在)
商品紹介
こちらがパッケージ。
「SHOULDER SUPPORTER」と書かれています。
中身はパッケージの紙と姿勢サポーターが入っています。
LIFHEAの姿勢サポーター。
薄くて作りがシンプルです。紐を通して貼るだけで装着できます。
サイズは1サイズのみ。紐が長いので大柄な人でも調整可能だと思います。
実際のホールド力は「ほどほど」
力を入れたら猫背の姿勢を取れてしまうので【胸の下にベルトが付いているタイプ】には及びませんが、姿勢を意識するにはちょうど良いかも。
さわり心地はソフト。
裏には着用時にムレをカットする加工がされています。
LIFHEA 姿勢サポーターの感想
【メリット】
- 軽い
- 薄い
- 装着方法がシンプルで着けやすい
- 素材がソフトなので肩も脇も痛くない
【デメリット】
- 背中の補正力が弱い
とにかく軽い。
肩周りにぐるっと巻いて、余った紐をペタッと貼るだけなので装着が楽です。
強制的なホールド力はありませんが、姿勢を意識するくらいの固定感はあります。
比較的薄いので、服の下に装着することも可能です。
ただし1日に最大2時間装着が限度…と考えると、無理に服の下に装着する必要ってないのでは?と思いました。
外すときに服を脱ぐ必要がありますしね。
私はこちらの方が好きです!
結論。スリムなタイプがおすすめだけど…
2種類の姿勢サポーターを使った結果、スリムなXタイプのほうが使いやすいと感じました。
「スリムタイプ」のメリット
【スリムなX字タイプのメリット】
- 構造がシンプルなので装着が楽
- 軽いので付けていて苦でない
- 布面積が少ないので、通気性が良く不快感が少ない
このような点から、購入を検討している方はこちらを選ぶことをおすすめします。
結局「装着が面倒で着けなくなる」のが一番良くないです。
最初にやるなら敷居が低いほうがいいと私は思います。
ただ、スリムタイプにもデメリットがあります
「スリムタイプ」のデメリット
「巻き肩」には効くけど、「猫背」には効きにくいことです。
こちらは【胸の下に巻きベルトが付いているタイプ】と【スリムなXタイプ】の図です。
どちらも肩に補正ベルトがあるので、肩を引っ張られ「巻き肩」の補正に役立ちます。
一方、背中のサポートは弱いため、「猫背」の癖である背中の丸まりには効果が薄いです。
猫背の人に向いている姿勢サポータは巻きベルトがついているタイプなんですね。でも使い難かったしな…
というわけで、デメリットを解消する商品を探しました!
いいとこどりのおすすめ商品3選!
Straight Dr.姿勢サポーター
【胸の下に巻きベルトが付いているタイプ】のデメリットであった、脇の痛みを解消した商品。
脇を通さないY字設計とクッションで、装着時の不快感を緩和してくれます。
IPS IP SMART 姿勢サポーター
背中にボーンが入っているので猫背解消に効果的。
更に【スリムなXタイプ】のメリットであった通気性の良さを兼ね備えたいいとこ取り商品です。
CtriLady 姿勢サポーター
個人的に「次買うならこれだな」と思っている商品。
薄くて軽いソフトな生地に巻きベルトがついているので、【スリムなXタイプ】のメリットを残したまま足りなかった部分を補ってくれています。
参考になったら嬉しいです!
まとめ:さいごに
肩こりの主な原因は「姿勢が悪いこと」です。
それを補正して、正しい姿勢の意識付けをしてくれるのが姿勢サポーターです。
基本的に、サポーターで姿勢を矯正することはできません。
「正しい姿勢」を理解した上で、姿勢サポーターに引っ張られることで姿勢を意識するものです。
【姿勢サポーターの選び方まとめ】
- 姿勢サポーターには「胸の下に巻きベルトが付いているタイプ」「スリムなXタイプ」がある
- 「スリムなXタイプ」のほうが、簡単に装着できるので継続しやすい
- 猫背の方は、巻きベルトがついている商品を選んだ方がいい
- 装着時間は1日2時間までなので、1日つける想定で選ばない方がいい
結局、姿勢サポーターの役割は「姿勢を意識するための補助」なので、完全にホールドする必要はないと思います。
装着していて苦ではないサポーターから始めてみてはどうでしょうか?
これを読んだあなたが、正しい姿勢に近づけることを願ってます!
以上、メモノテからお送りしました!
\関連記事/