デスク天板を木材・オイル塗装のものを選んだ場合、自分で「定期メンテナンス」をする必要があります。
木材は素材として生きているので、乾燥による油分不足は毛羽立ちや割れ・歪みの原因となります。
最低でも1年に1回、できれば2回!
オイルを塗り直すメンテナンスを行いましょう!
この記事では、木材のデスク天板のオイル塗布メンテナンスのやり方を解説します。
春と秋はオイルメンテナンスにぴったりの時期!
是非オイルを塗ってデスクを長持ちさせましょう〜
デスク天板メンテナンスの「ざっくりとした」流れ
私はタモ集成材のオイル塗装天板を持っています。
これにメンテナンス用のオイルを塗布していきます。
流れは無垢材でも同じなので、木材天板全般のメンテナンス方法だと思ってください。
オイルメンテナンスをする時期
オイルを塗布するメンテナンスは、目安として1年に2回程度が良いとされています。
- 暖かくなってきた春ごろに1回
- 乾燥する冬に備えて秋ごろに1回
乾燥しすぎず、湿度が高すぎない春秋に行うのがちょうど良いんですね!
オイルメンテナンスのざっくりとした流れ
オイルメンテナンスはざっくり述べると3STEPです。
1.オイルメンテナンスをする箇所の汚れを払い落とす
2.必要な場合は天板をやすり掛けする
3.オイルを塗布する
ここで重要なのは、オイルを塗る前に天板をきれいにしておくこと。
そのために、布で汚れやホコリを払い落としたり、やすり掛けをするのです。
それではオイル塗布メンテナンスに必要なものをご紹介します!
オイル塗装メンテナンスに必要なもの
メンテナンスに使ったアイテムはこちら!
- 紙やすり
- 持ち手(ハンドサンダー)
- オイル
- ウエス(布)
購入したものを一つずつご紹介します。
紙やすり・持ち手(ハンドサンダー)
「400番の紙やすり」と、やすり掛けしやすいように「取手(ハンドサンダー)」を購入しました。
やすりの目の粗さは、400番を使って問題なかったのでおすすめです!
ネットでは下記のような意見がありました。
- キズなどがある場合、240番→320番のように粗い番手から細かい番手でかけるのがおすすめ
- 人によるが、400番程度を使う方がネット上でも多くみられる
オイル(+オープナー)
メンテナンス用のオイルは色々ありますが…
私は家具屋さんで「リボスのオイル」が良いと勧められたためこれにしています。
【リボスのオイルとは】
- ドイツ生まれの自然塗料
- 木の呼吸性を妨げず、木を健やかな状態で保つことができる
- サラサラとしたオイルで、木に浸透しやすい
このオイルを布に染み込ませて、木材天板に塗るんですね!
あと、キャップを開けやすくする「オープナー」はあった方がいいです。
キャップが硬く、地味にこれがないと開かずに詰んでいたので…!
ウエス(布)
布です!古いタオルやTシャツをカットして使えば大丈夫なので、買わなくても大丈夫です。
私は使い古したTシャツなどがなかったので、ネットで「ウエス(布)」を購入しました。
使用用途は下記です。
- 最初に乾拭きして汚れ・ホコリを落とす時(1枚)
- オイル塗装をする時(2枚)
- オイルを拭き取る時(1枚)
おおよそ4枚くらいあれば大丈夫でした。ご参考にどうぞ!
それではオイル塗布メンテナンススタートです!
オイル塗装メンテナンスの手順
STEP1:乾拭きをして汚れ・ホコリを落とす
デスク天板を乾拭きして、汚れやホコリを落としましょう。
日々のデスク拭き(乾拭き)をやっていると、ここではササッと拭くだけで大丈夫になります。
STEP2:やすり掛け(研磨・サンディング)をする
木目に沿って、やすり掛けをします。これをサンディングと言います。
丁寧にやすり掛けをすると、やすり面はこんな感じになります。
デスクが買って1年も経っていない綺麗なものなので、そんなに毛羽立ちもなく削れていませんでした。
STEP3:オイル塗装をする
オイルをウエス(布)に染み込ませて、天板に塗りこんでいきます。
色はもったりしたオレンジ色ですが、色がつくことはないので大丈夫です。
ウエス(布)に適量とり、木目に沿って丁寧に塗り、伸ばしていきます。
塗布パターンがいくつかありますが、私は塗ってすぐ拭き取るパターンを採用しました。
- 塗ったあと、すぐに拭き取るパターン
- 塗ったあと、10分置いてから拭き取るパターン
というわけで、天板全面に塗ったあと、拭き取り用のウエス(布)で拭き取りましょう。
オイルの香りがあるので、部屋の換気をしておきましょう!
STEP4:1時間経ってオイルが浮き出ていたら拭きとる
しばらく経つと木目からオイルが浮き出ることがあるので、様子を見て拭き取りましょう。
薄く塗ったからか、私の場合はオイルが浮き出ませんでした。
STEP5:半日〜1日置いて、オイルが乾いたら完成!
半日〜1日置いて、オイルが乾いたら完成です!
つるつるの手触りになりました!やったーーー!!!
まとめ「オイルメンテナンスは、やってみたら簡単だった」
オイル塗装メンテナンス、面白いです!!!
買った当初は「オイル塗装するのめんどくさいかも…ウレタン塗装にすればよかったかも…」と思っていたんですが、オイル塗装メンテナンスをすることで愛着が湧くので選んでよかったと思っています!
以下、手順のまとめです。
【オイル塗装の手順】
- オイルメンテナンスをする箇所の汚れを払い落とす
- 必要な場合は天板をやすり掛けする
- オイルを塗布する
【オイル塗装の必須アイテム】
- 紙やすり
- 持ち手(ハンドサンダー)
- オイル
- ウエス(布)
やると楽しいので、ちょっと面倒だな…と二の足を踏んでいる方も是非チャレンジしてみてください!
これを読んだあなたが、快適な天板メンテナンスライフを送れることを願っています!
以上、メモノテからお送りしました!
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