iPhone 15/14の焦点距離を解説|レンズごとの最適な撮影シーンは?

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2023年9月13日に発表されたiPhone 15。
年々iPhoneのカメラは高性能化しており、一眼並みに綺麗な写真や動画が撮れるようになっています。

もはや高性能カメラです!

ところでiPhoneのカメラって、一眼レフのレンズで言うとどんなレンズに該当するのかご存知ですか?

この記事では、3つのカメラが何mmのレンズを担当しているのかと、その用途をまとめました!

めもちゃん

iPhoneでの写真撮影の際のレンズ選びや、「iPhone 15の無印を買うか、Proを買うか」というお悩みの参考にしていただければ幸いです。

目次

焦点距離って?

カメラのレンズサイズのことを「焦点距離」といいます。

焦点距離は、一般的にミリ(mm)の数値で表されます。
たとえば、iPhone 15 Proの3つのカメラは下記のような数値です。

ここで登場する「超広角」「広角」「望遠」というのは、焦点距離の種類で「画角」と言います。
この画角によって、「この焦点距離だとこんな使い方が得意だよ」とざっくり分類できるのです。

iPhoneには複数カメラレンズがあるので、撮影するシーンや被写体に応じて適切な焦点距離のレンズを選ぶと、イメージ通りの写真を撮ることができる!ということを今日は覚えて帰ってください!

画角について

焦点距離の種類は「画角」で表現できます。

主に35mm換算で下記のように分類できます。

  • 超広角レンズ:20mm以下
  • 広角レンズ:24mm前後
  • 標準レンズ:50mm前後
  • 望遠レンズ:70mm以上(諸説あり)

得意なシーンは下記です。

  • 広角レンズ:風景や室内、集合写真などに最適
  • 広角・標準レンズ:スナップ(日常)やポートレート(人物メイン)などに最適
  • 望遠レンズ:スポーツや動物、飛行機などに最適

各iPhoneの焦点距離

各iPhoneの焦点距離を確認しておきましょう!
探しやすいように畳んでおきます。クリックで開いてください。

iPhone 15(無印)/15 Plus の焦点距離

これはiPhone 14も一緒です。

【公式サイトの仕様ページ】
iPhone 15/iPhone 15 Plus|Apple

  • 超広角:13mm
  • 広角:26mm
  • 2倍望遠(クアッドピクセルセンサーを活用):52mm

※2倍は光学ズームなので、レンズの焦点距離ではないです

iPhone 15 Pro の焦点距離

これはiPhone 14 Pro、14 Pro Maxも一緒です。

【公式サイトの仕様ページ】
iPhone 15 Pro|Apple

  • 超広角:13mm
  • 広角:24mm
  • 2倍望遠(クアッドピクセルセンサーを活用):48mm
  • 3倍望遠:77mm

※2倍は光学ズームなので、レンズの焦点距離ではないです

iPhone15 Pro Max の焦点距離

【公式サイトの仕様ページ】
iPhone 15 Pro Max|Apple

  • 超広角:13mm
  • 広角:24mm
  • 2倍望遠(クアッドピクセルセンサーを活用):48mm
  • 5倍望遠:120mm

※2倍は光学ズームなので、レンズの焦点距離ではないです

めもちゃん

ではここからは、各レンズの解説に入ります!

風景特化!13mmレンズ

iPhone15シリーズ(14シリーズ)に共通して付いているレンズが、13mmレンズです。
「超広角レンズ」と言われています。

13mmレンズのメリット

13mmは超広角レンズ。
特に「風景」「建物」「室内」を写すのに適しています。

自分が目で見ている画角よりも広く、情報量の多い写真を撮影することができます。

▼13mmレンズのデメリット

広角レンズは小さなものはより小さく、大きなものはより大きく写ります。
そのためこのレンズのデメリットは、その歪みの強さとなります。

特に、画像の端の部分は顕著に歪むため、不自然に感じることがあります。

人物の撮影には不向きで、顔を大きく撮るような写真は不自然な歪みが生じることでしょう。

▼実際のiPhone15Proの撮影写真

めもちゃん

▼総括
風景を撮りやすいレンズなんですね!

万能!24mmレンズ

カメラアプリを開くと初期で設定されているレンズが「広角レンズ」です。

iPhone 15(無印)と15 Plusには26mm、iPhone 15 ProとPro Maxには24mmが搭載されています。
(これは14でも一緒です)

ここでは2mmの差がありますが、よりレンズ解説の多い24mmを軸に解説します。

▼24mmレンズのメリット

24mmは広角レンズ。
特に「人物」「風景」の撮影に適しています。

焦点距離のバランスがいいと言われており、街中のスナップや旅行の風景撮影など、幅広いシチュエーションでの撮影が可能です。いわゆる「ちょうどいい焦点距離」と言われています。

▼24mmレンズのデメリット

極端な歪みは少ないものの、完全には歪みを避けることができません。
特に、レンズの端の部分での歪みが気になる場合があります。

24mmで人物を撮影する際は、端ではなく中心に近い位置に人物を配置すると歪みにくいです。

▼実際のiPhone15Proの撮影写真

めもちゃん

▼総括
人物と風景、両方撮れる万能レンズです!

プロっぽい!77mmレンズ

iPhone 15 Pro(14Pro・14ProMax)の3つ目のレンズとして搭載されているのが、77mmレンズです。
「望遠レンズ」と呼ばれています。

一般的に75mmや85mmのレンズが多く売られているので、それを参考に解説します。

▼77mmレンズのメリット

77mmのレンズは中望遠レンズ。
ポートレート(人物を主体とした写真)や、風景の一部のみを撮影する場合に適しています。

この焦点距離は、背景をボカしながら人物をアップで撮影することで、被写体を際立たせることができます。

▼77mmレンズのデメリット

引いて撮影する必要があるため、移動が必要なシチュエーションでは構図がつけにくい場合があります。

また、手持ち撮影時のカメラのブレにも注意が必要です。
(しかし、そこはiPhoneに搭載されている手ブレ補正機能である程度対応できるものだと思われます)

▼実際のiPhone15Proの撮影写真

めもちゃん

▼総括
被写体が歪みにくいので人物メインの撮影に最適なんですね!

玄人向き!120mmレンズ

iPhone 15 Pro Maxの3つ目のレンズとして搭載されているのが、120mmレンズです。
こちらも「望遠レンズ」と呼ばれています。

▼120mmレンズのメリット

120mmは望遠レンズ。
ポートレート(人物を主体とした写真)に適しているのはもちろんですが…

特にスポーツ、野生動物の撮影など、遠くの被写体を寄せて撮影する際に威力を発揮します。

背景のボケが美しく、被写体を鮮明に際立たせることができます。

▼120mmレンズのデメリット

かなり引いて撮影する必要があるため、移動が必要なシチュエーションでは構図がつけにくい場合があります。

一般的に120mmの場合、手ブレを防ぐために三脚の使用を検討する必要があります。
(しかし、そこはiPhoneに搭載されている手ブレ補正機能である程度対応できるものだと思われます)

めもちゃん

▼総括
人物はもちろん、スポーツや野生動物など遠くの被写体に最適です!

めもちゃん

かなり引いて撮影する必要があるので、玄人向きなレンズかも?

まとめ:さいごに

カメラが年々高性能になっていくiPnone。
綺麗な写真を撮るには、各レンズの焦点距離を理解して使い分けることが大切です。

iPhone 15のカメラ性能も良さそうですよね!
今回私はiPhone 15 Proを買う際に、焦点距離について調べ直しました。そのメモがこの記事となります。

結局レンズに関しては「Pro Maxの120mmは使いにくそうだな〜」と思ってます。
Proで迷っている方がいたら、77mmレンズ搭載のiPhone 15 Proをおすすめします。

めもちゃん

それでは、快適なiPhoneカメラライフをお送りください!

以上、メモノテからお送りしました!

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