2025年8月17日、初めて「コミックマーケット」にサークル参加してきました!
いわゆる「夏コミ」というものです。
オリジナル本の祭典「コミティア」には数回出展したことがあるものの、コミケは初出展。
(コミケもオリジナルでの参加です)
参加層や部数などが全く読めず苦労したので、同じような人のために記録することにしました。
\こんな人向け!/
- コミティア参加済み、コミケ初参加
- コミケ参加済み、コミティア初参加
どちらのパターンでも参考になると思います!
でも部数などの責任は取れないので、あくまで参考までに!!!
それではどうぞ!
「コミケ」「コミティア」とは?さっくり解説!

コミケとは
「コミケ」とは、同人誌即売会「コミックマーケット」の略称です。
コミックマーケットとは、世界最大規模の同人誌即売会です。
個人サークルが各自制作した同人誌・グッズの頒布を行い、一般参加者がそれを購買するイベント。
他にも企業がブースを出していたり、コスプレ参加者が居たりもします。
毎年「東京ビッグサイト」が会場です!
8月に開催されるコミケは「夏コミ」、12月に開催されるコミケは「冬コミ」と呼ばれています。
コミティアとは
「コミティア」とは、オリジナル作品のみで展開する自主制作展示即売会です。
プロ・アマ問わず、マンガ、イラスト、小説、音楽、グッズなどのオリジナルの作品を発表・販売しています。
東京を中心に年に数回開催され、全国各地にも地方コミティアが展開されています。
東京の会場は主に「東京ビッグサイト」です。
コミケは「二次創作も一次創作もある」、コミティアは「一次創作のみ」です。
次の項目で詳しく話しますが、一次創作のみで言えば、コミケとコミティアの規模はそう変わりません。
コミケとコミティアの「一次創作」の規模は?

この記事は「オリジナル(一次創作)」でコミケとコミティアに参加する人向けの比較記事です。
比較にあたり、イベントの規模感も掴んでおきましょう!
参加者の数字だけ見ると、コミケのほうが圧倒的に多いです。
サークル参加者数比較
- 東京コミティアのサークル参加者数は5,000前後
- コミケのサークル参加者数は20,000〜30,000
一般来場者数比較
- 東京コミティアの来場者数は約15,000人~25,000人
- コミケ106の来場者数は2日間で約25万人
ただし、コミケは一次創作・二次創作両方が含まれています。
それなら一次創作だけで言えば、コミティアの方が規模は大きいのでは…?
というわけで、検証します。
私が参加したC106のサークル参加数から、規模感を探ってみましょう。
C106の「一次創作」サークル参加数
- 【1日目 東456】オリジナル雑貨:290、ゲーム(電源不要):187
- 【1日目 東7】創作(JUNE/BL):46
- 【2日目 東456】男性向け:938、評論情報:504、鉄道旅行メカミリ:637
- 【2日目 東7】男性向け:745、(同人ソフト:233 ※オリジナル同人混合?)
- 【2日目 西12】(デジタル(その他):258 ※自主制作ボカロ混合)
- 【2日目 南12】創作(少年):505、学漫:63、歴史創作(文芸小説):129、創作(少女):160
=合計4,204(同人ソフト・デジタル含めるなら4,695)
※他にも個人VTuberやオリジナルコスプレなど未カウントのものありそう
※C106は改修工事の影響で規模縮小と言われているので、標準はこれより少し増していいのかも
直近のコミティアサークル数
- コミティア153:4,509サークル
- コミティア152:5,443サークル
- コミティア151:4,433サークル
以上のことから、「一次創作のみで言えば、コミケとコミティアの規模はそう変わらない」のではと思いました。
コミケとコミティアの違いは?

結論からまとめるとこんな感じです。
- 参加層が違う
- 目的が違う
- ジャンルの数が違う
- 頒布数はコミティアの方が多い(個人の感想)
- コミケのサークルスペースは”後ろ”が広い
1.参加層
コミケは見た感じ男性が9割でした。
コスプレと出展者を除いたら9.5割か…?という印象。
女性向けジャンルには女性も居そうですが、近年は「赤ブーブー通信社」の開催する女性向けイベントが活発なため、そちらに流れているとも言われています。
一方コミティアは、男女比半々という印象。
年齢層は幅広く、小さなお子様が本・雑貨を買っていくことも。
コミケの一般参加者さんと話した時に「コミティアってなんですか?」と言われたので、本当に層が違いそうです。
2.目的
「一次創作のみで言えば、コミケとコミティアの規模はそう変わらない」のですが…
コミケは人が分散する可能性が高いと思われます。
- 開催日が分かれている(お目当てがない日は来ない)
- 会場が広いため、目的を決めて行かないと回りきれない
\コミケはホールが分かれている/

という観点から、偶然通りがかった人に見つけてもらうというより、事前の宣伝が重要そうです。
一方、コミティアでは初見さんが多い印象。
目的を決めずにぶらぶらと見て、買って行く人も多いです。
1日開催で全て一次創作のため、全てのサークルを回ることができるからです。
3.ジャンルの数
ジャンルが細分化されているほど、ターゲットが来やすくなります。
その点で言うと、コミティアの方が細分化されている印象です。
コミケのジャンル分類(一次創作が入りそうなもの)
創作(少年)/創作(少女)/創作(JUNE/BL)/歴史・創作(文芸・小説)/学漫/オリジナル雑貨/デジタル(その他)/同人ソフト/VTuber/ゲーム(その他)/ゲーム(電源不要)/ゲーム(恋愛・ソーシャル女性向)/評論・情報/鉄道・旅行・メカミリ/コスプレ/男性向
コミティアのジャンル分類(東京コミティアの場合)
少年まんが/少女まんが/青年まんが/ファンタジー/SF/JUNE・BL/百合・GL/ギャグ・コメディ/エッセイ/イラスト(かわいい・おしゃれ)/イラスト(萌え・美少女)/イラスト(その他)/アート・デザイン・写真/文芸/評論・情報/音楽・映像・ゲーム/グッズ・雑貨/アダルト(男性向け)/アダルト(TL・創作男女)/アダルト(その他)/動物/歴史/旅行記/その他・ノンジャンル
どこに配置されるかでも頒布数は大きく変わるので、適切なジャンルを選べるかが重要になってきますね。
コミケでエッセイ本を出している方を数人見たところ、「評論・情報」「鉄道・旅行・メカミリ」「男性向」と分かれていました。
ジャンル選び、難しいですね…!
4.頒布数(売上)
大大大前提として、これは私個人の感想です。
私の個人サークルの頒布数は
東京コミティア>>地方コミティア>コミケ
でした。
東京コミティアと比較すると、コミケは1/3くらいの頒布数でした。
(今回のコミケの頒布数は、コミティア152の1/5、コミティア150の1/3でした)
※実際の頒布数が知りたい方は、有料noteにてコミティアの頒布数を載せているので参照してください。
→コミティアで時間ごとの頒布数を分析した|note
活動・宣伝方法はコミケとコミティアで変えていません。
新刊出して、SNSでお品書き出して、告知して…という感じです。
そのため、コミケで一次創作している方はコミティアでは多めに。
コミティアで活動している方はコミケでは少なめに、頒布物を用意するのがいいのではと思いました。
(※部数の責任は取れないので、あくまで参考までに!)
部数はほんと、ジャンルとか系統にもよりそうですよね〜
コミケとコミティア両方サークル参加したことある方、情報お待ちしております!!!
(来たらここに載せます)
ーーーご感想ーーー
ヒカリビタミンさんは、コミケカタログで見たら「え、なんでここに配置なんだろ?」ってとこに配置されてた印象があるので、旅ジャンルの中でも作風が似たような漫画メインのサークルと一緒に配置されていたら、結構違った気がする…(個人の感想です) >RT
Xより(引用許可済み)

【追記】
このご感想で思い出したんですが、申し込み時に旅行ジャンルを見つけられず「評論・情報」で申し込んだので、それも関係しているかも。
「鉄道・旅行・メカミリ」を選んでいれば、頒布数コミティアの1/2くらいにはなったのかも…?
5.サークルスペースの”後ろの”広さ


(写真は名古屋コミティアです)
参加して驚いたのが、コミケのサークルスペースの広さです。
横ではなく、奥行きの方。つまりサークルの後ろ側のスペースが、コミティアより広いのです。
コミケのゆとりある後ろスペースに、スーツケースを置いている人も居ました。
それでも人が通れる!すごい!
体感、コミケでは席の後ろにスーツケースを置いても余裕がありますが、コミティアではスーツケースを置くと通行の妨げになります。(※個人の感想です)
コミケ出展からコミティア出展に移行する方は、スーツケースなど大荷物の扱いに注意しましょう!
コミケ/コミティアだけの特色!


コミケ/コミティアにはそれぞれ、サークル参加側に優しい特色があります。
- コミケは「お気に入りされている登録数」が分かる
- コミティアには「見本誌コーナー」がある
1.コミケは「お気に入りされている登録数」が分かる


コミケもコミティアもWebカタログがあります。
参加者はWebカタログをチェックして、サークルをお気に入り登録していく訳です。
コミケのサークル情報更新画面では、「お気に入りされている登録数」を見ることができます。
どのくらいチェックされているのか知れるのは面白いですね。
ただし、部数の参考にはなりません。
1週間以上前の印刷や発送時にはそんなに動かず、コミケ直前や当日に数字がワッと増えるからです。
合っているかと言われたら…
お気に入りして来てくれた人+通りかかって足を止めてくれた人で半々くらいと考えたら合っているのかも?
2.コミティアには「見本誌コーナー」がある


(写真は関西コミティアのものです)
「見本誌」とは、サークルが見本としてイベント側に提出する同人誌のこと。
それを自由に読むことができるのが見本誌コーナーです。
コミティアで「見本誌コーナーで読んで来ました!」と言って買われる方、結構居ます。
なので宣伝力がとてもある、ありがたいコーナーです。
これがあるので、「有名でなくても見つけてもらえる!」という観点で言えばコミティアの方が強いと思われます。
まとめ:コミケとコミティアって意外と違う!


というわけで、コミケとコミティア両方にサークル参加してみた結果、いくつかの違いがあることが分かりました。
- 参加層が違う
- 目的が違う
- ジャンルの数が違う
- 頒布数はコミティアの方が多い(個人の感想)
- コミケのサークルスペースは”後ろ”が広い
- コミケは「お気に入りされている登録数」が分かる
- コミティアには「見本誌コーナー」がある
個人的に、一番の差は「参加層」だと思いました。客層って大事。
もし「一次創作でコミケかコミティアに出たい!」という方が居ましたら
「参加層にマッチしているか?」はしっかり考えて申し込んだ方がいいです。
あとジャンル選びめちゃくちゃ大事!!!
以上、初参加の時の自分に向けて書いた記事でしたが、同じような立場の方の参考になれば幸いです。



イベント参加ってとっても楽しいので
不安なことは少しでも減らしたいですよね!