「iPadでお絵描きしたいけど、高いモデルは手が出ない…」
そんなお悩みはありませんか?
実は「絵を描くだけ」なら、高性能モデルでなくても十分!
必要なスペックを見極めれば、お手頃価格のiPadでも快適にイラスト制作ができます。
この記事では、絵を描く目的にぴったりな「安いiPad」を厳選してご紹介。
失敗しない選び方や、お得な「整備品」についての情報もまとめていますよ!

7万〜12万くらいの価格帯をご紹介しています。
コスパ重視でiPadを選びたい人は、ぜひ参考にしてください!
\こんな人におすすめ!/
- iPadで絵を描きたい方
- iPadで漫画原稿を描きたい方
結論:iPad AirとApple Pencil proの組み合わせが最強!


選び方の前にイチオシを知りたい!という方向けに、最強の組み合わせをご紹介。
「iPad Air」と「Apple Pencil pro」です。
98,800円と21,800円で計12万円です!
(後で説明しますが、「整備済製品」を買えばもっと安くなります)
▼11インチiPad Air M3(Wi-Fi, 128GB)
iPad Airだったら、M3(最新)でもM2でも第5世代でも大丈夫です。
選んだ決め手は「メモリ」と「Apple Pencilの種類」です。



では…どのように選んだのか、他にもっと安いiPadはないのか、解説します!
絵を描くだけなら安いiPadで十分?選び方のポイント


iPadのラインナップには無印、mini、Air、Proがあります。
「Proじゃなきゃダメなの?」と思いがちですが、スペックが揃っていれば安いシリーズでも大丈夫です。
\選ぶ際のポイントを解説します!/
1. 今のiPadはどれも高性能!
まず最初に。最新のiPadなら、どれを選んでも困ることはありません。
今のiPadは基本的にスペックが揃った高性能なので、無印iPadでも大丈夫です。
mini、Air、Proなら、ひとつ前の世代を選んでも十分スペックがあるので、価格を抑えることもできます。



選び方としては、「ボタンがないiPad」を選べば間違いないでしょう。
2. ディスプレイサイズは作風や用途に合わせて
ディスプレイサイズは好みなので、好きなサイズを選びましょう。
▼2025年最新のiPadサイズ
- iPad mini(A17 pro):8.3インチ
- iPad(A16):11インチ
- iPad Air(M3):11インチ・13インチ
- iPad Pro(M4):11インチ・13インチ
カフェなどに持ち込んで作業するならiPad miniがおすすめですが、
基本的には描画範囲の広い11インチ・13インチがおすすめです。



私は最初のiPadは11インチに近いサイズを買いました。
自宅でのお絵描きにも、カフェでの作業にも、どちらにも使える良いサイズでした。
3. ストレージは128GB以上を目安に
ストレージ(データが入る容量)は多いに越したことはありません。
旧型は最小は64GBから選べますが、絵を描くには少ないのでおすすめしません。
Apple Storeで言われたのですが、「ストレージは半分は残っている状態が動きやすい」そうです。
そのため、128GBのストレージを購入した場合、64GBくらいでやりくりするのが良いでしょう。



最新のiPadは128GBからスタートなので心配ないですが、旧型を買うときはストレージ64GBスタートの場合があるので気をつけましょう!
4. メモリは4GB以上を目安に
メモリとは、データを一時的に処理するパーツのことで、大きければ大きいほど良いです。
絵を描くならメモリ4GB以上を目安にしましょう!
理由はお絵描きソフトの「CLIP STUDIO」が、4GB以上を推奨しているからです。
■メモリ
[iPad]CLIP STUDIO PAINTを利用できる端末について教えてください|CLIP STUDIO SUPPORT
3GB以上のメモリ必須 4GB以上推奨
※高解像度のイラスト・漫画などを制作する場合は、6GB以上のメモリが推奨です。
もっと大きなイラスト・原稿作業をしたい場合は、6GB以上のメモリがあるiPadを選ぶと良いでしょう。
最新のiPadシリーズを選べば、メモリの面で困ることはないでしょう。
最新iPadのメモリ一覧
- iPad (A16)6GB
- iPad Air 13インチ(M3)8GB RAM
- iPad Air 11インチ(M3)8GB RAM
- iPad mini(A17 Pro)8GB RAM
- iPad Pro 13インチ(M4)8GB RAM
- iPad Pro 11インチ(M4)8GB RAM



【私のクリスタでの例】
メモリ4GB程度のiPad mini(第6世代)で漫画を描いていますが、たまに「メモリが不足しています」と出ます。やはり6GB必要なのか…
▼iPad mini(第6世代)について
Appleは最新以外iPadのメモリを公表していないので、メモリを換算しているサイトで確認しました。
iPadのメモリ(RAM)容量一覧
【2025最新】iPhone/iPadのメモリ容量(RAM)一覧【歴代全機種】|ヒカクモ
iPad mini (第6世代) 2021年 4GB
5. リフレッシュレートはどちらでも
リフレッシュレートとは、ディスプレイが1秒間に何回画像を描画できるかの数値です。
数値が大きいほど映像やペンの描画がなめらかです。
iPadのリフレッシュレート
- iPad Air・iPad mini・iPad:60Hz
- iPad Proシリーズ:120Hz
なめらかな描きごこちを希望する方は、120HzであるiPad Proを選んだ方がいいでしょう。
ただし、比較しないとそう違いはわからないので、私は60Hzでも良いと思っています。



現に、60HzであるiPad miniを毎日使っていて困っていないですし。
6. 対応するApple Pencilの種類をチェック!
iPadで絵を描くなら「Apple Pencil」は必須です!
iPadのシリーズごとに対応するApple Pencilが異なります。
Apple Pencilの種類
- Apple Pencil(1世代):筆圧感知あり
- Apple Pencil Pro:筆圧感知あり
- Apple Pencil(USB-C):筆圧感知なし
▼2025年最新のiPadと対応Apple Pencil
- iPad mini(A17 pro):Apple Pencil Pro・Apple Pencil(USB-C)
- iPad(A16):Apple Pencil(1世代)・Apple Pencil(USB-C)
- iPad Air(M3):Apple Pencil Pro・Apple Pencil(USB-C)
- iPad Pro(M4):Apple Pencil Pro・Apple Pencil(USB-C)
絵を描くなら「筆圧感知」は必須!
Apple Pencil(USB-C)は選ばないようにしましょう。
また、無印iPadがApple Pencil(1世代)対応なんですが、ペアリングと充電がやり辛いのがデメリット。
iPadがUSB-C充電形式なのに対しApple PencilがLightning端子なので、間に別途アダプタを噛ませないといけません。


なので、コストを抑えたい以外の理由でiPadを選ぶ理由はないんですよね。



快適さを取るならApple Pencil Proが正義!と覚えておきましょう!
安く買うならApple公式の「整備済製品」をチェック!


「整備済製品」とは、注文のキャンセルや返品によって戻ってきたApple製品を整備して再販売しているものです。
完全な新品ではないので、新品より安い!お得!
最大15%値引きされているそうです。
売っていたらラッキーなので、まずはApple公式サイトを見てタイミングが良ければ「買い」ですよ!
▼【整備済み品】 Apple iPad Air (第5世代) Wi-Fi 256GB
新品との違いは?保証やサポートは大丈夫?
iPad整備済製品は、すべてのモデルに新しいバッテリーと外装が使用され、1年間の保証も付いています。
なので新品との違いはほぼありません。
Apple公式サイトで買えば、保証延長サポートである「Apple Care +」を付けることもできますよ!
中古を買うなら整備品を買った方が良い
iPadは長年使うことでバッテリーが消耗してきます。故障するリスクも上がります。
保証や返品制度がないため、トラブルにも弱いです。
リスクがある上にそこまで安くはならないので、中古を買うなら公式の整備品を買ったほうが良いでしょう。



公式から販売されているものが一番!と覚えておきましょう!
絵を描くだけの方におすすめ!予算別おすすめiPad5選


一番おすすめなのは、「iPad Air」と「Apple Pencil pro」の組み合わせです。
でももっと低価格の製品もあるので、予算別にご紹介します!
(iPad mini 以外は11インチ固定、価格帯は7万〜12万円程度)
☆ 7万円台:iPad(A16)+ Apple Pencil(1世代)


一番安いのは無印iPadです!単体価格58,800円からなので。
ただし、メリット・デメリットがあります。
- メリット:一番安く揃えることができる
- デメリット:ペアリング&充電がやり辛い、高解像度の絵を描くならメモリが物足りないかも
そのため、「初期投資を抑えたい」「Webに載せる絵や漫画を描く程度」という使い方にピッタリです!



iPadがUSB-C充電形式なのに対しApple PencilがLightning端子なので、間に別途アダプタを噛ませないといけません。
これが本当にやり辛いので、予算が許すならiPadはやめたいところ…


★ 10万円台:iPad mini(A17pro) + Apple Pencil pro


小さいからどこでも持ち歩けて、価格も少し抑えられるのがiPad miniです!
描画サイズが小さくても意外と描けます。
私は漫画原稿もこれで描いていました。シンプルなカットイラストを描く方ならこれでも良さそうです!
▼8.3インチiPad mini A17pro(Wi-Fi, 128GB)
ただしこちらもメリット・デメリットがあります。
- メリット:持ち歩きが楽、カフェなどで出すのにもちょうどいいサイズ、Pencilのペアリング&充電が楽
- デメリット:描画サイズが狭い
そのため、「iPadを持ち歩きたい!」という方にピッタリです!



最初に手を出すには小さいかな…とも思うので、ちゃんと8.3インチをイメージしてから購入するようにしましょう!
▼関連記事:iPad miniおすすめ記事です


★ 10万円台:iPad Air(M2 整備品)+ Apple Pencil pro


何も考えず、「安くて良いのが欲しい!」と選ぶならiPad Air(整備品)です!
メリットしかないです!
\在庫があるかは運です!/
メモリがある、サイズがちょうどいい、価格も抑えめ(7万円台で買える場合)…
そして何よりApple Pencilのペアリングと充電が楽です!(iPad横にくっつけるだけ)
「プロ仕様のiPad Proじゃなきゃ嫌!」という人以外はこれが一番だと思います。



ただし、今はまだ整備品に(1世代前の)M2が降りてきていないので、第5世代を買うのもアリです!
iPad Air(第5世代)の整備品でも、メモリ8GBあるので大丈夫です!
でもApple Pencil proではなく、Apple Pencil(2世代)が対応ペンなのでご注意を。



第5世代でも2022年発売なので、比較的新しいんですよね。
Apple Pencilの次世代への流用が効かないのが唯一のデメリットなので、気になる方は次にご紹介する新作iPad Airがいいかも!
◎ 12万円台:iPad Air(M3)+ Apple Pencil pro


最新のiPad Air(M3)も、もちろんおすすめです!
基本的には「iPad Air」がベストな選択なので、「新作新品が良い!」という方はこれを選ぶべきでしょう。
▼11インチiPad Air M3(Wi-Fi, 128GB)



ただ、12万円出せるなら次に紹介するiPad pro整備品という手も…!
◎ 12万円台:iPad pro 11インチ(第4世代/M2・整備品)+ Apple Pencil(第2世代)


iPad Proは新作が高いので、よほど高性能を求める人以外購入する必要はありません。
でも、整備品で1世代前の11インチiPad Pro(第4世代/M2)を価格抑えて買えたら最高ですよね!!
(これと同じ世代で12.9インチを選ぶ場合は、第6世代/M2になるのでご注意を)
iPad Proの何がいいって、リフレッシュレート(数値が高いほどなめらかな描きごこちになる)が、他のシリーズより高い120Hzなんです。
なので、1・2世代前になってもProを選ぶ価値はあります!
(流石に3世代前になるとメモリが物足りなくなります)
\在庫があるかは運です!/



12万円出せるなら、iPad Air(M3)新品かiPad pro(第4世代)整備品ですね。私なら、リフレッシュレートの差でiPad pro(第4世代)かな。
オプションの選び方


Apple製品は購入時にさまざまなオプションを選ぶことができます。
戸惑いそうな「ネットワーク接続」「Apple Care+」の2点を解説します。
自宅やカフェで使うならWi-FiモデルでOK!
ネットワークの接続スタイルは2モデルあります。
- Wi-Fiモデル:Wi-Fiと接続できる
- Wi-Fi + Cellularモデル:Wi-Fiと接続できる + 携帯電話通信プランを利用してどこでも接続できる
Wi-Fi + Cellularモデルのほうが楽かもしれませんが、iPadの価格が25,000円くらい上がります。
そのため安く済ませたいならWi-Fiモデルをおすすめします。



私はテザリングを使っているので、Wi-Fiモデルで困ったことはありません。
Apple Care+は必要?不要?|Apple Pencilも保証対象なのでお得!
Apple製品を保証してくれる「Apple Care+」
iPadだけではなく、一緒に買ったApple Pencilも保証対象です。
個人の経験ですが、2年でApple Pencilが壊れて新品に交換してもらえたので、入ることを推奨します!



新品に交換してもらってからまた2年で壊れたので、Apple Pencilの寿命って2年くらいなのかもしれません。
契約スタイルは「月額払い」と「2年サポート一括」があります。
2年間入ることが確定しているなら、一括がちょっと安い(2年で3,000円差くらい)のでおすすめです。
2年経った後は30日以内に「月額払い」の申込みをすることで、継続することができます。
なので、「月額払い」の申込みを忘れそうな方は、最初から「月額払い」にしたほうがいいかもしれませんね。
フィルムは何がおすすめ?


iPadで絵を描く上で、液晶保護フィルムは必須です!
紙のような描き心地の「ペーパーライクフィルム」も有名ですが…
ペン先が消耗してしまう、指での操作を行うと指先が痛い、というデメリットもあります。
そこでおすすめしたいのが「ガラスフィルム」!



天井の電気が反射しないアンチグレアタイプのガラスフィルムが、描き心地さらさらでお絵かきにちょうど良いんです。
液晶画面の綺麗さ、反射の度合い、描き心地の良さで検証した結果…
「NIMASO」のアンチグレアガラスフィルムが最強という結論に至りました。
さらさらとした描き心地がお絵かきに最適です!



まずはこれを貼ってみて、「もっと描いた感が欲しい!」と思ったらペーパーライクフィルムに挑戦してみてはどうでしょう。
▼この記事で検証しています!


iPadで絵を描くおすすめのアプリ4選


お絵描き用にiPadを買うなら、お絵描きアプリのことも考えたいですよね。
簡単に、おすすめアプリを4つご紹介します!
Procreate|買い切りでお絵描き特化ならコレ!


- タイプ:買い切り型
- 費用:2,000円
直感的に絵が描けるイラストレーションアプリ。
Apple Design Awardを3度受賞しており、7年連続で世界No.1の有料アプリに選ばれています。
とにかく「買い切り2,000円」なのがポイント高い!
サブスク型のお絵描きが多い中で、買い切りかつ高クオリティのソフトはありがたいです。
画面もシンプルで操作性抜群。
私が最初にiPadを購入した時は、すぐにProcreateをダウンロードしました!
CLIP STUDIO|漫画制作もOKの万能アプリ


- タイプ:サブスク型
- 費用:
CLIP STUDIO PAINT PRO(480円/月 3,000円/年)
CLIP STUDIO PAINT EX(980円/月 8,300円/年) - 推奨メモリ:4GB
※イラストを描くなら十分な機能の「PRO」、漫画も描きたいなら機能フル装備の「EX」がおすすめ
絵も漫画もアニメも描ける!
ハイスペックお絵描きアプリを求めているならこれです。
CLIP STUDIOはサブスク型なので、漫画描いて本にしたい〜とかならEX(年8,300円)が必要になるわけです。
けっこう費用かかりますよね。
でも私はCLIP STUDIOを使って漫画原稿もイラストも描いています!
たとえ高くても、漫画描くのに最高に便利なので!!!
アイビスペイント|無料でも十分使える!SNS向けイラストに


- タイプ:無料/買い切り型/サブスク型
- 費用:
【無料】無料版は広告あり
【買い切り】4,800円
【サブスク】月額480円 年額2,950円 - 推奨メモリ:4GB
4億ダウンロードの大人気お絵かきアプリです。
イラスト・漫画を作成できます。
お絵描きコミュニティがあったり、操作画面がわかりやすかったりと、初心者が入りやすいイメージがあります。
初心者は迷ったらアイビスペイントの無料版を試してみるのがいいでしょう!
メディバンペイント|初心者も安心のシンプル操作


- タイプ:無料/サブスク型
- 費用:
【無料】無料版は広告あり
【サブスク】20ギガプラン年間2,480円 100ギガプラン年間3,980円 300ギガプラン年間7,980円 - 推奨メモリ:8GB
基本無料で利用できる多機能なペイントソフトです。
イラスト・漫画を作成できます。
無料版でもクラウド機能やブラシ機能は使えますが、クラウドの容量が小さかったり広告があったりします。
クラウドの容量に応じてサブスクプランがあるので、困ったらそこで対応しましょう。
「アイビスペイントとどう違うの?」という疑問があるかもしれませんが、違いは操作性ですね。
気になったら両方ダウンロードして試してみるのも手です!
まとめ:絵を描くだけなら安いiPadでもOK!賢く選ぼう!


iPadでお絵描きする毎日、超楽しい〜!!!
iPadの良いところは、ApplePencilがあればどこでも絵が描けるお絵かきノートになる!というところです!
私はiPad Proの12インチとiPad miniを持っています。
Proで仕事や原稿の絵を描いて、miniを持ち歩いてカフェで絵日記を描いたりしています。
毎日使い倒しており、持っていなかった日には戻れないくらい大事な相棒です。
iPadを買ってからお絵描きが何倍も楽しくなりました!



安い買い物では無いので、買うのに勇気がいると思いますが…
年々値段が上がっているiPadなので、正直今が一番買い時です!
これからデジタルお絵描きを始めたい方。
スマホお絵描きから移行したい方。
ペンタブ・液タブから移行したい方。
この記事が参考になれば幸いです。良いiPadライフが送れることを願っています!



以上、メモノテがお送りしました!
\関連記事/





