カテゴリーの決め方|サイトのカテゴリーを整理整頓するためにしたこと

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サイトの記事数が60記事になったので、カテゴリーの整理をすることにしました。

この記事では元々2個だったカテゴリーを、7個に分類した流れを解説しています。

\こんな人におすすめ!/
◆ブログサイトのカテゴリがしっくりこない
◆もっとアクセス数を増やしたい
◆作業環境はWordPress

これからサイトを作ろうという方にも一読してもらいたい記事となっております。

めもちゃん

それでは、このサイトを参考にカテゴリーの整理整頓をしましょう!

目次

1.記事の一覧を書き出す

めもちゃん

最初は何をすれば良いの?

最初に行うのは、現状把握です。

今あなたのサイトにどんな記事が何件あるのかを、スプレッドシートに書き出しましょう。
(ExcelでもOKだけど、今回はMac/Win両方で使えるツールでいきます)

【この見出しで作るもの】
タイトルとカテゴリの入った表

まずは記事のタイトルと、現在のカテゴリーを洗い出します。
見出しは下記の5つです。

スプレッドシートの見出し

  • 記事タイトル
  • カテゴリBefore
  • カテゴリ案
  • カテゴリAfter
  • 分類

これをすることにより、次のステップである「カテゴリ決め」に入ることができます。

めもちゃん

でも記事たくさんあるし、書き出すのって大変じゃない?

そんな人でも大丈夫!
効率的に記事一覧を作成するやり方も解説します。
(長いので畳みました!記事多い方は開いてください)

100記事以下の方!記事一覧を抽出する方法

100記事以下なら、WordPressの機能で一覧表示できます!

  • WordPressで新規固定ページを作成する
  • ブロック「最近の投稿」を挿入する
  • 項目数を100に指定すれば、今ある記事をすべて表示できます
    (カテゴリーを指定すれば、現在のカテゴリーの洗い出しも簡単です)
  • 記事のプレビューページを開き、テキストをコピーします
  • スプレッドシートに貼り付ければ、抽出完了です!
めもちゃん

これで記事の一覧をゲットできました!

100記事以上の方!記事一覧を抽出する方法

「サイトマップ」作成で記事一覧を抽出することができます!

プラグイン「PS Auto SiteMap」でサイトマップを作りましょう!

【プラグイン 導入方法解説】
サイトマップの作り方、WordPressなら簡単に設置できる! すうぇるログ

サイトマップをコピーして、スプレッドシートに貼り付けます。

めもちゃん

これで記事の一覧をゲットできました!

めもちゃん

簡単に記事の洗い出しができた!

以上で、カテゴリー整理整頓のスタート地点に立ちました!
ここから頑張りましょう!

【ここまでで手元にあるもの】
タイトルとカテゴリの入ったスプレッドシート

2. 記事をグループ分けする

めもちゃん

記事一覧を書き出した!
けど、そもそも現状カテゴリが「NOTE」「REPORT」という2個しかないんだよね…

めもちゃん

読者目線で見ると、何を推しているサイトなのか全くわからない

というわけで、カテゴリ決めの土台を作りましょう!

まずは、記事をジャンルでグループ分けします。

【この見出しで作るもの】
記事をグループ分けしたもの

「カテゴリ案」の列に思いつく限り記入しましょう。
このときカテゴリ案の数は多くなっても大丈夫です。

めもちゃん

こんなもんかな!

入力し終えたら、昇順で並び変えましょう!
これでOKです!

めもちゃん

これで記事のグループ分けがわかりやすくなった!

15個にグループ分けできました!

  • サイト制作
  • ネットショップ
  • 確定申告
  • ストレッチ
  • 肩こり解消
  • 睡眠の質向上
  • Chat GPT
  • 運動
  • iPad mini
  • 作業が捗る部屋作り
  • 作業効率化アイデア
  • 広報のカメラ
  • 総務のヒント
  • クリエイターのヒント
  • 体験レポート

もしもグループ分けに困ったら、下記をヒントに考えましょう。

  • 読者の目的ごとに分ける(見たい人のことを考える)
  • 自分がこの記事の「何」を一番推したいのかを考える
めもちゃん

というわけで、記事タイトルと内容を見ながらグループができました!

めもちゃん

ここからカテゴリーとして統合していきたい!
…と、その前に記事の役割を考える必要があります。

【ここまでで手元にあるもの】
スプレッドシートの記事一覧をグループ分けしたもの

3.記事自体の役割を分ける

めもちゃん

カテゴリー作成の準備ターンだ!

「分類」の列に記事の役割分類を記入しましょう。
役割は「まとめ記事」「詳細記事」「単体記事」のどれかになります。

【この見出しで作るもの】
スプレッドシートの記事一覧を「まとめ記事」「詳細記事」「単体記事」に分類したもの

「まとめ記事」「詳細記事」「単体記事」って?

記事の役割は、大きく分けて「まとめ記事」「詳細記事」「単体記事」があります。

【まとめ記事】
1つのテーマに関して、複数の記事を使ってまとめた記事のこと。
例:作業が捗る部屋作りまとめ|自分に最適なデスクやレイアウトを研究しよう!

【詳細記事】
まとめ記事の1部を掘り下げて語った記事のこと。
例:FlexiSpot E7 レビュー | 電動昇降デスクで作業が捗る日々よ

【単体記事】
他の記事と関連のない記事のこと。

\まとめ記事例/

めもちゃん

「まとめ記事」がカテゴリー作成のポイントになるので、覚えておいてね!

リスト化した記事の「分類」欄に、どの役割の記事かを分類していきましょう。
サクサク記入して全記事分埋めていきます。

めもちゃん

分類内容によって色分けできると、見た目でわかりやすいね!

「単体記事」は「詳細記事」に変化させる

たとえば下記のような、ネットショップ「BASE」の使い方記事。
これだけだと他との関連性が薄いので「単体記事」となってしまいます。

しかし、「ホームページの作り方」のまとめ記事に紐づけることができれば、ネットショップの記事でも「詳細記事」にすることができます。

今回の場合ですと、まとめ記事内で「ホームページではなくネットショップを開いて、そこにブログを設置するのも案ですよ!」といった感じでネットショップの紹介につなげていくことができます。

「単体記事」は、場合によっては削除する

「詳細記事」にならなかった記事は、書き直すか削除したほうがサイト全体が整います。

雑記ブログの場合はそのまま残して大丈夫ですが、何かしらに特化したテーマのあるサイトの場合はノイズになってしまう可能性があります。
ここは涙を飲んでサヨナラしましょう。

めもちゃん

削除はしたくないな〜!

下記の記事は「単体記事」だったため、他サイトへ移行(寄稿)しました。

めもちゃん

これでスッキリしたので次にいけるぞ!

めもちゃん

ついにカテゴリー作成のターンだ!

【ここまでで手元にあるもの】
スプレッドシートの記事一覧を「まとめ記事」「詳細記事」「単体記事」に分類したもの

4.カテゴリーとして5〜7個に分類する

めもちゃん

15個のジャンルから、統合できそうなものを統合していこう!

【この見出しで作るもの】
スプレッドシートの記事一覧に、「カテゴリAfter」を7カテゴリ分追加したもの

というわけで、下記のグループ分けしたものを…

15個のグループ

  • サイト制作
  • ネットショップ
  • 確定申告
  • ストレッチ
  • 肩こり解消
  • 睡眠の質向上
  • Chat GPT
  • 運動
  • iPad mini
  • 作業が捗る部屋作り
  • 作業効率化アイデア
  • 広報のカメラ
  • 総務のヒント
  • クリエイターのヒント
  • 体験レポート

下記の7カテゴリーに振り分けました。

7個のカテゴリー

  • 作業が捗る部屋作り
  • 作業が捗るアイデア
  • 体力をつける方法
  • 休息と睡眠
  • 確定申告のコツ
  • サイトの作り方
  • 総務・広報のヒント
めもちゃん

スッキリしたね!

では、どうしてこのカテゴリ数になったのか解説します。

適切なカテゴリ数にする

まず最初に、カテゴリは多すぎず少なすぎない数にしましょう。

ユーザーは「選択肢が多すぎると、選ぶことを放棄してしまう」ということがシーナ・アイエンガー氏の実験によって明らかになっていますから、積極的にカテゴリ分けを行い、ユーザーには段階的に選択をしてもらうようにしましょう。

Webサイトを見やすくする方法5選! ~帽子掛けで情報を整理しよう~ IT/Web技術

短期記憶の限界「マジカルナンバー7」を参考にする

マジカルナンバーとは、人間が瞬間的に保持できる情報の数です。
1956年の論文により、7±2(5〜9)であると発表されました。

その後2001年に「マジカルナンバー4」という、人間が瞬間的に保持できる情報の数は4±1(3〜5)であるという研究結果が発表されました。

以上の研究により、カテゴリ数は3〜9を目安にした方がいいでしょう。

まとめ記事があるか?作れるか?

1カテゴリーに1つは「まとめ記事」を入れるようにしましょう。
これがカテゴリーを代表する記事となるため、無いカテゴリーがある場合は作ったほうが良いです。

例えば「体力をつける方法」のまとめ記事は、下記の「体力をつける方法|疲れやすい身体とサヨナラして、作業が捗る日々を送ろう!」という記事です。

この記事の中に、体力関連の詳細記事へのリンクがたくさん貼ってあります。

逆に言えば、まとめ記事が入るようなら、1カテゴリーとしてカウントして大丈夫そうです。

【ここまでで手元にあるもの】
スプレッドシートの記事一覧に、「カテゴリAfter」を7カテゴリ分追加したもの

5.わかりやすい「カテゴリー名」を考える

めもちゃん

わかりやすいカテゴリ名ってなんだろう?

カテゴリーの分類時に遡って、カテゴリ名を整えた流れを解説します。
最初に決めたカテゴリー名はこちらでした。

6個のカテゴリー

  • 作業が捗る部屋作り
  • 作業が捗るアイデア
  • 体力・気力アップ
  • 確定申告
  • サイト制作
  • 総務・広報ノウハウ

しかし「体力・気力アップ」に振り分けた記事が多い。
そのため「体力アップ」「気力アップ」に分けることにしました。

めもちゃん

「体力アップ」「気力アップ」のままでいいのかな?

めもちゃん

読む人にとって、わかりやすい名前ってどう決めよう?

カテゴリー名に検索キーワードを含める

「体力アップ」といえば、「体力をつける」と言い換えることもできます。

このキーワードは読者の需要があるのでしょうか?
SEOキーワードツール「ラッコキーワード」で検索してみます。

「体力をつける」「体力をつける方法」では、「体力をつける方法」の方が検索数が多かったのでこちらを採用しました。

人やAIに相談する

「気力アップ」はいろんな捉え方があるので表現が難しいです。
チャット型AIのChat GPTに相談してみましょう。

「気力アップ」の記事タイトルを羅列して、良いカテゴリー名はないかという質問をしました。

  • 心と体のリラクゼーション
  • 快適な休息と睡眠
  • メンタルリフレッシュ
  • 日常のリカバリー法

という候補をもらえたので、おすすめから「休息と睡眠」を採用しました。

これにより、「体力アップ」「気力アップ」を「体力をつける方法」「休息と睡眠」という名前に整えることができました!

めもちゃん

わかりやすくなったね!

ユーザー目線でわかりやすい階層構造にする

カテゴリーページ内に表示される記事は、必ずカテゴリー名と関係のあるものを載せるようにしましょう。

閲覧者がカテゴリーページを利用した際に、関連性の薄い記事が現れるとサイトを離脱してしまう可能性があります。
以下の要素を意識しましょう。

  • 異なるテーマのページを1つのカテゴリに含めない
  • 検索キーワードを意識する
  • ユーザー目線でわかりやすい階層構造にする

これにより、カテゴリーの表記を修正しました。

  • 確定申告→「確定申告のコツ」
  • サイト制作→「サイトの作り方」
  • 総務・広報ノウハウ→「総務・広報のヒント」

以上により、下記のカテゴリーに確定しました。

7個のカテゴリー

  • 作業が捗る部屋作り
  • 作業が捗るアイデア
  • 体力をつける方法
  • 休息と睡眠
  • 確定申告のコツ
  • サイトの作り方
  • 総務・広報のヒント
めもちゃん

納得したカテゴリーを作ることができたぞ!

【ここまでで手元にあるもの】
スプレッドシートの記事一覧に確定したカテゴリーを追加したもの

6.すべての記事にカテゴリを設定する

最後は確定したカテゴリーを記事に反映します。

1.編集画面の「投稿>カテゴリー」を開き、新規カテゴリーを追加して、古いカテゴリーを削除します。

2.「投稿>記事一覧」を開き、各記事のカテゴリーを修正していきます。

3.「設定>投稿設定」を開き、投稿用カテゴリーの初期設定を選びます。
これが新規投稿するときに、初期値として選ばれます。

以上で、カテゴリの整理整頓が完了しました。

まとめ:さいごに

以上、カテゴリーの整理整頓はできましたでしょうか。

最後に流れをまとめます。

  1. スプレッドシートに記事の一覧を書き出す
  2. 記事をグループ分けする
  3. 記事自体の役割を分ける(まとめ・詳細・単体)
  4. カテゴリーとして5〜7個に分類する
  5. わかりやすい「カテゴリー名」を考える
  6. すべての記事にカテゴリーを設定する

整理整頓されたカテゴリーは、サイトを訪れた人にとって利便性が高く、サイトの回遊率をアップさせます。
良いカテゴリー作りになることを願ってます!

以上、メモノテからお送りしました!

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